作词 : 椎名林檎作曲 : 椎名林檎真っ黒な中に一つ消えては浮かぶ吐息よ冷たい闇夜は僕の願い飲み込み匿います真っ白な息がいまもっとも無垢な本音と悴んだ声でなにを歌う?嘘でも本当でも好きとか嫌いとか欲しいとか気持いいだけの台詞でしょうああ白黒付けるには相応しい‥滅びの呪文だけれど‥真っ新な子供時代教科書を暗記していれば正解不正解どちらかを選べると思っていたト書き通りに生きている自分アドリブには慣れていない癖云いたいこと溢れ出し姦しい‥君の前だけだけれど‥手放してみたいこの両手塞いだ知識どんなに軽いと感じるだろうか言葉の鎧も呪いも一切合財脱いで剥いでもう一度僕らが出会えたら好きとか嫌いとか欲しいとか口走ったら如何なるでしょうああ白黒付けるのは恐ろしい‥切実に生きればこそ‥そう人生は長い、世界は広い自由を手にした僕らはグレー幸福になって、不幸になって慌ただしい胸の裡だけが騒ぐ‥おとなは秘密を守る‥