作词 : 田久保真見作曲 : 飯塚昌明静けさの中の 美しき砂紋(さもん)一途(ひたす)ら佇む 石の燈籠乱れることなき その哀しさよ我身を重ねて しまういつも 光と影とはいつも 背中合わせなままで理想の自分と 臆病な自分とが切りはなせず 孤独に逃げ込んだ風待ち月に吹く 風のように優しさを運んでくれたのは あなたただ 明日に向かう それでいいとそっと 教えてくれたひらり舞い上がる 絵扇の蝶甘い香り放つ 蒔絵(まきえ)の白百合(ゆり)よ生命を吹き込む あなたの仕草憧憬(あこがれ)を込めて 慕ういつも 鏡の中とはいつも 向かい合わせなままで閉じ込めた夢と 解き放ちたい夢手をのばせば 自由になれるはず風待ち月に吹く 風のように戸惑いを包んでくれたのは あなたただ 自分を生きる それでいいとそっと 微笑みくれた・・・あなただけを慕う その想いが私を生きてゆく 勇気となるからあなただけが望む 私になろうそれが 私の願い・・・風待ち月に吹く 風のように優しさを運んでくれたのは あなたただ 明日に向かう それでいいとそっと 教えてくれた